感想「仮面ライダー 平成ジェネレーションズ FINAL」

本日「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」を友人と観てきました。

こそこそ平成ライダーシリーズのファンやってますが 劇場でライダー映画を観たのは何気に初です。

というかぶっちゃけここ数年ライダーから離れていまして、 前年の「エグゼイド」が大盛り上がりを見せているのを傍から見ていて 自分も輪に入りたくなったみたいな動機から最近再熱中なんですが 普段ならわりとスルー決め込むライダー映画を 珍しく劇場まで足を運んで見たのにはわけがありまして

自分、「オーズ」が大好きなんですよね。 今回主演・火野映司役の渡辺秀さん＋もう一人の主役、アンクを演じた三浦涼介さん ご本人が出演されるということで行かないわけにいくかいと映画館で観てきました。 （「フォーゼ」も好きなので福士くんリターンズも嬉しかった）

なお、「ウィザード」から「エグゼイド」まではほぼ本編を見てないので その辺の作品に関する感想は書けません（ 現在放送中の「ビルド」はある程度見ています。 「カブト」みたいになかなかSFチックな設定でいいですね。

以下、「オーズ」とこの映画のネタバレあります （ほぼオーズ関連の感想のみです）

「オーズ」が放送し終わって早６年、なんと彼が客演ライダー勢で最も先輩です！ 光陰矢のごとしとはよくいったものですね（

個人的に仮面ライダーオーズという番組はなかなか思い入れのある作品で 初めて本編を最初から最後までリアルタイムで全話ちゃんと観たライダーでした。

欲望がテーマ、根無し草のような主人公、スカ風の音楽と 全体的に若干エスニックな雰囲気のライダーで 前年の「Ｗ」がすこぶる面白かったので新番組予告を見た当初は なんとなくあまり見たいと思いませんでした。

そんなテンションで見始めたのですがなんだかんだ毎週録画してチェックするようになり いつの間にか普通にハマっていました。

中盤若干グダるというか、失速したり放送中色々ありましたが 最終盤は何回も嗚咽しながら見た記憶があります。 とりわけ最終回の涙腺クラッシャー具合はえぐいですね・・・。 終わってしまうのが残念でなりませんでした。

さて、そんな「オーズ」においては手を伸ばす、手をつなぐというテーマが 非常に重要な意味というか、作品の中核を担っていまして 相棒でもあり敵でもある文字通り右腕のアンク、そして比奈ちゃん、映司くんが 手をつなぐ最終回のワンシーンは特に印象的ですね。

欲が全然ないように見えていた映司くんが実は誰よりも 「どこまでも届く腕」を欲しがっていたという展開、 こうすれば手に入ったんだという作品のラストシーン、何度見ても魅力的です。

そんな映司くんが今回の映画でスクリーンに復活したわけですが 登場時お～、手ぇにぎっとるにぎっとると思わず笑みを浮かべてしまいました（

続いてアンク登場！最終回を彷彿とさせる空中で手を伸ばすシーン、いいですね！ そして何度も見たメダルを受け渡すアンクの姿に当時を思い出し、 あのコンビが目の前で再び共闘していると思うとなかなかくるものがありました。

何よりラスト、エピローグのオーズパートでの映司とアンクがいいですね。 今日のぶんのアイスを渡す映司くん。

信吾さんに憑依して、アンクにとって初めて味を感じることができた 単なる好物以上の意味を持つアイテムのアイスを手に取り微笑むアンク。あ＾～

本編の最後で静かに微笑んでいた彼の姿は印象的でしたが 更に、深く優しく笑うアンクに本当にグッときました。

とにかく「オーズ」が好きな自分にとっては感動満載の映画で、とてもよかったです。 弦ちゃんが出てきたのもとても嬉しかった。

逆に「鎧武」がイマイチ存在感ないなぁ、と思いました。 鎧武ファンの人は残念に思うかも（

(2017-12-26)